最近治療に来られたおばあちゃんが肩が挙がらないと訴えていました。
確認すると、腕を挙げる際に代償動作が出ていました。(下図)
この図のように、腕を挙げようとした時に、肩全体が挙がってしまうのが代償動作となります。
これは、肩のインナーマッスルの棘上筋に不具合が起きている時によくある動きになります。
上図にある棘上筋は、腕を挙げようとした時に、上腕骨を肩甲骨にしっかりと安定させるという働きがあります。
しかし、この棘上筋が下図のように断裂すると、腕をうまく挙げる事が出来ません(^_^;)
この棘上筋の断裂は、腕を挙げて作業をする事が多い人によく見られます。
また、高齢になると特別なことをしなくても、痛めてしまっているという事もあります(^_^;)
今回のおばあちゃんは、踊りをする時に、よく腕を挙げているとのことでした(^_^;)
もし、肩が痛くて、代償動作もあるかもという人は、ぜひ参考にしてみて下さい!