皆さんは、糖質や糖類という言葉を聞いた事はありますか?
多分、1度は聞いた事はあると思いますが、今回はその糖質や糖類というのも言葉の違いから、砂糖とご飯の糖についてお伝えしたいと思います。
まず、糖質と糖類は言葉は似ているので、同じに思うかもですが、実は違います。
糖質は、糖類(sugar)とデンプン(starch)の2つの性質があります。
糖類には、単糖類(ブドウ糖、果糖など)、二糖類(ショ糖、麦芽糖などの一般的な砂糖)があります。
デンプンには、多糖類(デンプン)や糖アルコール、合成甘味料などがあります。
糖が体に吸収されるには、最小単位の単糖類まで分解能される必要があります。
なので、多糖類のように糖がたくさんついている方が体にゆっくり吸収されるというわけです!(下図)
このことから、砂糖は二糖類になるので、体内に吸収されやすく、血糖値を急上昇させて食後に眠気やだるさを出したり、インスリンが大量に分泌される事で糖が中性脂肪に作り替えられ肥満の原因になったりします(^_^;)
一方で、ご飯は多糖類になるので、消化に時間がかかり、吸収もゆっくりになるため、血糖値も上げにくくなるというわけです(^^)
さらに、ご飯には食物繊維や他の栄養素も含まれているので、同じ糖を摂取するならご飯からの方が体には負担が少なくなります(^^)
もし、ご飯の糖質の代わりに甘いもので対応している場合は、体への作用がかなり違うので、今回お伝えした内容を参考にして食事を気をつけてみて下さい(^^)