ゆあさ鍼灸接骨院 日々あれこれ

健康に役立つ情報やスタッフの日記を掲載していきます!

痛覚変調性疼痛の話。

ゆあさ鍼灸接骨院 塚﨑です。

 

何も原因がないのに痛む事があることを皆さんはご存知でしょうか?

これは、『痛覚変調性疼痛』と言われ、脳の前頭前野が働きにくくなることで痛みが起きてしまうというものです。

人間には痛みを制御する、自己鎮痛という能力が備わっています。

その自己鎮痛を前頭前野が担っていますが、その働きが悪くなり、痛覚が変調してしまうことで、今まで痛くなかった負担も痛みと感じるようになります(^_^;)

数値で例えると、10の負担で痛みがあったものが、5でも痛く感じるようになってしまうという感じです。

前頭前野の機能低下の原因は色々ありますが、ストレスやネガティブな思考ということが主に言われていますm(_ _)m

 

この前頭前野の働きを正常にするためには 呼吸法や筋弛緩法が有効になります!

呼吸法は、5秒かけて息を吸い、7秒かけて息を吐くという息だけに集中する、マインドフルネス的なアプローチになります。

また、 筋弛緩法はベットの上で仰向けになり、全身に力を入れて10秒キープし、その後 力を抜いてベッドに沈み込むようなイメージでリラックスするというものです。

これにより 副交感神経が活発になり体がリラックス状態になり、ストレスや否定的な考えが一時的に取り除かれ、 脳の機能が少しずつ回復していくというわけです。

 

もし 、中々痛み引かないという方は、この呼吸法や筋弛緩法など 試してみて 、1度脳に対して アプローチしてみるのもありかもです!

ぜひ参考にしてみて下さい(^^)