皆さんは 腸脛靭帯炎というのを聞いたことはありますか？
膝の外側が痛くなる症状なんですが、別名 『ランナー膝 』とも呼ばれており、主にランニングする人によく起こる症状と言われています。
今回はこの腸脛靭帯炎がなぜ起こるのかということについてお伝えしたいと思います。
上図の腸脛靭帯という靭帯が太ももの外側についています。
この腸脛靭帯が膝を曲げた時に太ももの骨の一部の大腿骨外側上顆という部分と擦れる感じになります。
直接骨と靭帯が擦れないように滑液包や脂肪組織などでクッションの役割をしていますが、あまりにも腸脛靭帯が緊張して硬くなると擦れる力が強くなり、炎症を起こしてしまうというわけです(^_^;)
なので、対策としては腸脛靭帯が硬くならないようにすることが大切になります！
腸脛靭帯は、上図のように大殿筋と大腿筋膜張筋という筋肉と繋がっているので、この筋肉を緩める事で間接的に緩んできます(^^)
ぜひ、膝の外側が痛む人は大殿筋や大腿筋膜張筋をストレッチやマッサージして緩めてみて下さい(^^)
