皆さんは、外脛骨という言葉を聞いた事はありますか?
外脛骨というのは、下図の赤矢印にある膨らんだ部分に過剰にある骨の事をいいます。
この外脛骨は、約20%の人にあると言われていますが、この外脛骨は過剰な骨ではありますが、通常は特に痛みや腫れがなければ問題はありません。
しかし、足の内側に負荷がかかると痛みが出やすくなってしまいます(^_^;)
外脛骨があると、上図のように足のアーチを引き上げるための後脛骨筋腱が舟状骨に付着せず外脛骨に付着しています。
通常は問題ないのですが、足の土踏まずが崩れているような方は、常に後脛骨筋が緊張し、土踏まずを引き上げようと働いています。
このとき外脛骨は後脛骨筋腱とともに上に引っ張られ、舟状骨との間に炎症を生じて、痛みが出てしまうというわけですm(_ _)m
外脛骨が痛む場合、くるぶし周辺に痛みが出て、腫れることもあります。
靴に当たるだけでも痛む事があるので、早めの処置が大切になります。
基本的には、 負荷をかけず、安静にすることで症状は治まります。
しかし、外脛骨があると、炎症を繰り返す可能性があるので、アーチが崩れないように靴の中敷きを工夫してインソールを入れたり、扁平足のテーピングをする事も有効となります!
もし、外脛骨の痛みで悩んでいるという方は、ぜひご相談下さい(^^)