今回は、姿勢によってどういう影響があるのかを、オスグットという病態に関連付けて説明したいと思います!
まず、スウェイバック姿勢はこんな姿勢です。(左下図) いい姿勢は右下図です。
以前お伝えしたモーメントにより、スウェイバック姿勢の場合、股関節に重力が左上図の赤線のようにかかり、上半身は後ろに倒れるようになります。
その上半身が後ろに倒れるのを、下図の緑矢印ように大腿直筋が収縮して防ぎます。
さらに膝関節でみると、重力がかかる事で膝が曲がる方向に力がかかります。
それを防ぐ為にまた大腿直筋が上図の黄色矢印の方向に力が入り、膝が曲がるのを防ぎます。
このように、スウェイバック姿勢の場合、大腿直筋へ常に負担がかかってしまいます(^_^;)
大腿直筋に負荷がかかりすぎて、筋肉が硬くなってしまうと、大腿直筋の付着部の脛骨粗面に負荷が大きくなり、オスグットになってしまうという流れになります(^_^;)
なので、姿勢はとても大切です!
ぜひ、1度自分がスウェイバック姿勢になっていないかどうか確認してみて下さい(^^)