先日、足首の前側が痛むというおばあちゃんがいました。
ずっと痛いわけではなく、歩いていると1日に何度か痛くなるとの事。
診ていると、ふくらはぎの筋肉は毎日夜中につっているとの事で、かなりふくらはぎの筋肉は硬く、動きが悪くなっていました(^_^;)
今回は、ふくらはぎの筋肉が痛いと足首の関節に負担がなぜかかるのかという事をお伝えしたいと思います(^^)
まず、ふくらはぎの筋肉の中でも長母趾屈筋に注目します。
この筋肉は、ふくらはぎの筋肉の深い所にあり、足底まで伸びています。(上図青色)
そして、この長母趾屈筋は足首の骨の真後ろを通ります。(下図赤丸)
この足首の骨の距骨は、足を反らす時に後ろに移動します。(下図)
しかし、長母趾屈筋が硬くて動きが悪いと距骨が後ろに移動する事ができずに、スムーズに足首をそらすことが出来なくなります。
歩く時には、この足首をそらす動きも出てくるので、その時に足首の関節に負荷がかかり、痛みが出るというわけです(下図)
改善するためには、長母趾屈筋をしっかりと緩めてストレッチをして動きをスムーズにしてあげる事が大切となります!
先日、来院されたおばあちゃんも1度施術しただけでも足首の痛む頻度が減ったと喜んでいました(^^)
もし、足首の痛みが出やすいという方は、参考にしてみて下さい(^^)