皆さんはお灸に興味を持ったことはありますか?
先日、患者さんにどういう効果があるのか?と聞かれたので、今回はお灸の効果についてお伝えしたいと思います!
まず、お灸の最大の特徴は身体に熱の刺激を入れること、狙ったところに血液を集められるというところにあります。
体内の血液量は体重の13分の1と言われ、60キロある人なら約4.6リットルの血液があります。
それをどこにどれくらい血液を送るかは脳が決めています。
冷えている所や緊張している所というのは慢性的に血流が悪くなっている所です(-_-;)
血流が悪い期間が長くなると「じゃあここにはもういらないね」と脳が判断し自然に血流が増えてくることは無くなってしまいます。
脳の最大の使命は「生命を維持させる」ことなので、内臓や脳に血流は優先されます。手足の末端や筋肉というのはどうしても優先順位が落ちてしまいます(-_-;)
肩がこっても手足が冷えても(もちろん症状としてはつらいですが)死に関わる問題ではないので血流が低下してしまいます。
そこでお灸の熱刺激が入ることで細胞レベルで微細な火傷が起こります。
すると「ここにケガがあるから治すために血液を送ってください」と神経から脳に連絡が入ることで血流が良くなります(^^)
その証拠としてお灸をした後はその周りが赤くなっていきます。
周りが赤くなるということは、熱刺激がしっかり入ったかどうかの指標となります!
お灸をすることで効果的に血流を改善し、痛みや筋肉のコリなどの症状は改善されていきます(^^)
気になる方は、ぜひ一度お灸をお試しください(^^)