皆さんは、お正月で太ってしまっていませんか?
僕自身は、2キロ程増えてしまいました(^_^;)
この増えた脂肪を放置してしまうと体にとって良くない慢性炎症を引き起こしてしまう可能性があります。
慢性炎症は、自分で痛みなどを感じることはありませんが、徐々に体に悪影響を及ぼします。
そのメカニズムを今回お伝えしていきます(^^)
まず、体に余分なエネルギーを摂取し、体内に脂肪が蓄積されると、脂肪組織を構成する脂肪細胞一つ一つが太って大きくなります。
すると、脂肪細胞から脂肪分解によって放出された飽和脂肪酸に惹かれて白血球が集まることで炎症が生じます。
その時に、炎症性サイトカインが放出されて、さらに白血球が呼び寄せられます。
また、炎症性サイトカインの働きで、脂肪細胞に含まれる遊離脂肪酸が放出されます。
遊離脂肪酸は、血流に乗って全身に運ばれ、他の臓器や組織にも慢性炎症を波及させます。
その結果、全身に慢性炎症が生じてしまうというわけですm(_ _)m
慢性炎症が血管に波及すると、動脈硬化の原因となります。
膵臓で慢性炎症が生じると、血糖値をコントロールするインスリンの分泌が低下し、糖尿病の発症につながります。
このようにして、慢性炎症は、さまざまな病気の引き金となってしまいます。
慢性炎症は自覚症状がないのが恐ろしい所です。
しかし、肥満や糖尿病、高血圧などの生活習慣病が重なるほど、慢性炎症も進行していることが多いので、お正月太りは早めに解消することをオススメします!!
まだまだ寒い時期は続きますが、運動や食事を見直してお互い体を健康に保ちましょう(^^)