今日、膝の痛みで来院された40代の女性がいました。
その方は以前からたまに膝に痛みが出ていました。
膝を診てみると、関節が少し横に広くなっている状態でした。
痛みがない方と比較すると、とても分かりやすく、本人もちょっと腫れてる気がすると言われていました。
実際は腫れているわけではなく、膝の関節に負担がかかり少しずつ変形が始まっているサインになります。
膝は本格的に変形してしまうと、その変形を治すには手術しか方法はありません。
しかし、変形があっても痛みがあるとは限らないので、痛みだけ取りたいという方は、必ずしも手術をしなければいけないというわけではないです。
ただ、今現在の状態で膝が横に広がる傾向があり、変形のサインが出ているのであれば、将来のことを考えると手を打ったほうがいいと思います。
その方法は、膝周りの筋肉を鍛えたり、足首や股関節の動きを良くしたり、体重を減らしたりなど色々やれることはあります。
僕自身は普段午前中に80歳前後の方々を見て思う事は、40代であれば、体の不調は努力次第でなんとかなるという事です!
なので、本格的に変形が起きて、痛みが引きづらい状態になる前にぜひ膝に違和感や痛みがある人は、1度将来のことを考え、真剣に自分の膝と向き合ってみることをお勧めします(^^)