今回は、肩の夜間痛が起こる原因の1つと言われているものをお伝えします。
その原因には、肩甲骨面というものが関わってきます。
上図のように、肩甲骨は上から見ると斜め前に約30°傾いています。
これを肩甲骨面といいますが、この角度が夜間痛の原因になってしまいます(^_^;)
上図が夜に上向きで寝る姿勢です。
この時に、先程の肩甲骨面があるため、肩の関節の前側(関節包)は重力により伸ばされる力が働きます。
これにより炎症を起こしている関節包にさらに負担がかかり、夜間痛につながってしまうというわけです(下図)
夜間痛を緩和するには肩甲骨面を考慮して、腕を下からクッションなどで支えてあげると、関節包への負担が減ります(^^)
夜間痛で困っている方は、1度肩甲骨面を意識してみて下さい!