二関節筋という言葉を聞いた事はありますか?
筋肉には、単関節筋、ニ関節筋、多関節筋という種類があります。
今回はその中でもニ関節筋の話をお伝えしたいと思います!
ニ関節筋は、2つの関節をまたいでついている筋肉のことをいいます。(下図)
例えば、下半身で言うと大腿直筋やハムストリングス、腓腹筋などが挙げられます。
これらの筋肉は関節を2つまたぐため、収縮すると2つの関節に影響を与えます。
さらに、ニ関節は基本的に筋肉が長く、その分発揮できる筋力も大きくなります。
しかし、このニ関節筋が硬くなると、関節の動きが悪くなってしまいます(^_^;)
そうすると、関わっている関節や靭帯などに負担が大きくなり痛める原因になったりしますm(_ _)m
また、筋肉は伸ばされた時に、筋力が発揮されやすいようになっており、逆に緩んだ時には筋力が十分に発揮できないという性質があります。
例えば、ボールを蹴る時に足を大きく後ろに振りかぶって膝を曲げます。
その際、太ももの前の大腿四頭筋がしっかりと伸ばされて、充分にボールを蹴る力を発揮するような構造になっています!
ニ関節筋がしっかりと筋力を発揮するには、ストレッチや軽い運動などはとても有効になります(^^)
また、柔軟性を高める事で関節や靭帯への負担も減るのでぜひ1度ニ関節筋を意識してみて下さい(^^)