鍼治療を受けた事がある方は、このタイトルの鍼治療でひびくという感覚は何となく分かるかと思います(^^)
鍼をやったことがない方は、感覚は分からないとは思いますが、イメージしながら読んでもらえたらと思います(^_^;)
まず、身体の筋肉の硬結(凝っている所)に鍼が当たると「ズシンと重く筋肉を掴まれたような感じ」がします。
この鍼治療独特の感覚を「ひびき」といいます。
慢性的に腰痛などを感じている方は、硬化した筋肉が痛みを感じる神経を常に圧迫しています(^_^;)
その硬化した筋肉に鍼を刺すと、身体にとって鍼は異物と判断されてしまいますm(_ _)m
そうすると、無意識に自分を守ろうとして、一時的に筋肉が収縮します。
もともと圧迫している神経を鍼刺激からの筋肉の防御反応で更に圧迫するので、重く感じたり、痛いと感じたりします(^_^;)
これがひびきの正体となります(^^)
つまり、ひびきを感じるということは、硬化した筋肉にしっかりと鍼が当たっている証拠になります!
一般的には、鍼を刺して筋肉の状態が改善されてくると、このひびきはなくなっていきます。
ただ、このひびきは苦手な人はつらい刺激になってしまうので、鍼治療の時に痛い場合は遠慮なくお伝え下さい(^_^;)