皆さんは、風邪の予防で水分をこまめに取る事を意識していますか?
自分は全く意識していませんでしたが、体の水分と免疫にすごく関係があったので、今回はそれをお伝えしたいと思います!
まず、鼻腔や気管といった気道の上皮には「線毛」という細い毛があります。
この線毛は、体内の水分量を保つことで活発に動き、ウイルスなどの異物が侵入するのを防いでくれます(下図)
ウイルスなどの異物が気道に侵入すると粘液で覆われた線毛が異物をキャッチし、外へ外へと押し出すように動き「痰」という形で喉の方へ排出されるか、 咽頭から食道を通り胃の中に入ります。
この際、細菌やウイルスは胃酸によって殺菌されます。
空気が乾燥していたり、体内の水分が不足している状態では、粘液が少なくなるので、十分に線毛が活動できず異物を排出することが出来なくなってしまいます(^_^;)
私たちは汗をかいていない状態でも皮膚や呼気から常に水分を失っています。
気づかぬうちにカラダの水分が不足し粘膜が乾いてしまうと異物が侵入するリスクが上がります。
線毛を粘液で潤し、ウイルスなどの異物をスムーズに体外(喉)へ排出できるようにするためにも、こまめに水分を補給し、体内の水分量を保つことが大事です!
水分補給をするタイミングは、「喉が渇いたな」と感じた時点では遅く、すでに体の水分が不足して脱水状態であると言われています。
気付かない内に水分不足になることもあるので、こまめに水分を摂ることが大事です(^^)
しかし、口から水分が入っただけでは、本当に体内に吸収されたとは言えませんm(_ _)m
腸から吸収されて、血管の中に入ってはじめて、本当の意味で体内に吸収されたと言えます(^^)
今回の話を受けて自分もこまめに水分補給をして、線毛による免疫を高めておこうと思う今日この頃でした!
ぜひ参考にして下さい(^^)