ゆあさ鍼灸接骨院 日々あれこれ

健康に役立つ情報やスタッフの日記を掲載していきます!

骨膜の話。

ゆあさ鍼灸接骨院 塚﨑です。

 

皆さんは骨膜という言葉を聞いた事はありますか?

骨膜は、上図緑丸の部分になりますが今回はこの骨膜についてお伝えします(^^)

骨膜は、骨の外面を覆う強くてしなやかな薄い膜です。

血管と神経が分布し、骨髄中に連絡しています。

骨と周囲の組織との結合の仲立ちをするほか、骨へ栄養を供給し、骨の損傷の際には骨を再生する事も役割となります。

 

実は、骨自体には痛みを感知する神経がありません!

骨が折れると痛いのは、骨の周りを覆う骨膜に痛みセンサー(受容器)が高密度に分布しているからです。

骨折の程度や場所によっては、痛みをあまり感じないケースもあります。

なので高齢の方の骨粗鬆症の場合、いつの間にか骨折をしている時には、骨膜が傷つかずに中の骨が折れている事が多くなります(^_^;)

 

今後は、ぜひ骨をぶつけて痛む時には骨そのものが痛みを出しているわけではなく、骨膜が痛んでいるなと感じてもらえたらと思います(笑)