皆さんは、食事誘発性熱産生という言葉を聞いたことはありますか?
これは、食事をすると代謝が上がるというものになります。
これは、食べたものを消化して代謝する時に体のなかで熱が生まれエネルギーとなるからです!
この食事誘発性熱産生は、1日の代謝の10%を占めており、例えば全体で2,000kcal消費するとなると200kcalになりますが、これは30分のジョギングと同じ消費量になります(^^)
この食事誘発性熱産生は、食べるものの種類によっても変わります。
タンパク質は、食べたものの約30%が熱として燃えますが、糖質の場合は約10%、脂質の場合は約3%となります。
タンパク質が熱として燃える量が多いのは、アミノ酸が結合したペプチドが層になる複雑な構造をしているために、タンパク質は他の栄養素よりも消化・吸収するために使用されるエネルギー量が多くなるからとなります。
というわけで、タンパク質は摂取したエネルギーの約30%を消費出来るので、食事誘発性熱産生を利用したい方は積極的にタンパク質を食べるようにしましょう(^^)