野球を頑張っている子達が、最近肘や膝が痛いと来院してくる事が多くなっています。
肘に関しては、小学生や中学生の筋力がない時期に、痛めてしまうと、後々筋力がつき負荷が強くなると痛みが出やすいようになってしまったり、最悪野球が出来なくなってしまったりします。
なので、肘の治療にはすごく慎重になります。
昔の話なんですが、８年前に、肘を痛めた小学5年生の男の子が通院していました。
野球肘で靭帯を痛めていたんですが、痛みもかなり改善された頃に、練習試合がありました。
そこで、７割の力でやるならと練習試合に出る事を許可したんですが、そこでショートをやり、無理に投げた時に再度肘を痛めてしまいました。
その後、痛みは強くなり、整形で診断してもらった時にはもう野球は出来ませんと言われてしまいました。
僕は、すごく後悔しました。
なぜ、練習試合に出る事を許可してしまったのか、子供なら試合になれば調整は難しいと言う事をもっと考えるべきだったと本当に反省しました。
それからというもの、肘を診る時は特に治療や指導、再発予防をしっかりするようにしています。
子供達は、痛くてもつい全力でやってしまったりします。
なので、ひどくならないよう、全力で治療、指導を行なっていきます。
野球含め、スポーツはすごくいい事ですが、小学生の内に痛めて後々全力でプレーが出来なくなってしまっては元も子もないと思います。
なので、怪我だけは気を付けてスポーツを楽しんで欲しいと思います。
軽い違和感などでも気軽に相談して下さい！
よろしくお願いします!
