皆さんは、拮抗筋という言葉を聞いたことはありますか?
例えば、肘を曲げる時に上腕二頭筋が縮みますが、反対の上腕三頭筋は伸びる必要があります。
この時の、上腕三頭筋が肘を曲げる上腕二頭筋に対しての拮抗筋となります(下図)
今回は、そんな拮抗筋の役割をお伝えします(^^)
それは、『関節をスムーズかつ安全に動かす!』
という事になります。
例えば、膝関節を伸ばしてボールを蹴る場合をイメージします。
ボールを蹴る時には、膝を伸ばす大腿直筋に力が入りますが、その際拮抗筋のハムストリングが伸びたままだと関節が伸ばされすぎてしまいます(^_^;)
それを止めるのが拮抗筋となり、関節を守りつつ、スムーズに動くように調整してくれます。
しかし、この拮抗筋が硬い場合はスムーズに曲がらず、関節の動きは鈍くなってしまいます(^_^;)
なので、拮抗筋の状態が良い方が体の動きもスムーズになるというわけです(^^)
以上、拮抗筋の話でした(^^)