前日にお伝えした拮抗筋ですが、今回はこの拮抗筋を鍛えるメリットをお伝えします。
1、主動作筋のトレーニングが安定して行えるようになり、トレーニングの質が上がる。
ダンベルなどの負荷をかけて運動を行う場合、例えばスクワットで膝を伸ばす時に大腿四頭筋が働きますが、この時に、拮抗筋のハムストリングスが弱いと充分にしゃがむことが出来ずに、股関節を大きく動かせず、トレーニングの効率が悪くなります(-_-;)
2、バランスの取れた身体になり、姿勢改善につながる。
例えば、大胸筋ばかり鍛えると、肩が前にいきやすくなり、巻き肩になってしまいます(-_-;)
なので、バランスを取るために、広背筋を鍛えることも大切となります(^^)
3、主動作筋の柔軟性がアップする。
拮抗筋が収縮するときには、主動作筋は伸びる仕組みがあります。
これは相反神経支配といい、この仕組みを利用することで、主動作筋の柔軟性アップにつながります(^^)
これだけ拮抗筋を鍛えることで、メリットがあるので、ぜひ主動作筋だけでなく拮抗筋にも着目して鍛えるようにしていきましょう(^^)