皆さんは、間欠性跛行(かんけつせいはこう)という言葉を聞いた事はありますか?
間欠性跛行とは、
「少し歩くと、足が痛くなったりしびれたりすることで歩けなくなるが、少し休むとまた歩けるようになること」
をいいます。
間欠性跛行の主な原因として、動脈硬化により血管に十分な血液を送ることができなくなり起こる「閉塞性動脈硬化症」と、脊柱管(背骨に囲まれた管状の空間)内の神経圧迫による「腰部脊柱管狭窄症」があります。
どちらが原因かを識別する方法として、閉塞性動脈硬化症は、片側性でふくらはぎより下にしびれなどの症状が現れることが多く、さらに、下肢が冷たく感じたり、歩いたときにだけ症状が起こることが多いです。
一方、腰部脊柱管狭窄症は、両側性でおしりから足全体に症状が多く現れるという傾向があります。
症状が前屈で改善されたり、立っているだけでも症状が出現するケースも多くみられます。
もし、自分が歩いている時に足が痛くなる時はぜひ今回の話を参考にしてみて下さい(^^)