今回は、拮抗筋というものをお伝えしたいと思います。
拮抗筋とは、互いに相反する運動を行う2つの筋肉または筋肉群のことになります。
例えば、上腕二頭筋という力こぶと言われる筋肉を使う時の拮抗筋は、上腕三頭筋という上腕部の裏側にある筋肉になります。
お互いが伸びたり、縮んだりすることで、関節はスムーズに動くことが出来ます。
しかし、片方が硬くなったりすると、バランスがくずれて不具合が起こることがあります。また、拮抗筋が疲労してくると主動作筋の力が入りにくくなったりしてしまいます(-_-;)
上半身でいうと、大胸筋の拮抗筋は、広背筋になります。
なので、デスクワークで大胸筋が縮んだ状態で、硬くなると、広背筋は伸ばされた状態で硬くなります。
そうすると、自然と前傾姿勢になり、肩こりが起きやすくなったりしてしまいます(-_-;)
なので、ぜひストレッチや筋トレをする時には、鍛える部位だけではなく、拮抗筋に対してもアプローチするようにして下さい!
ちなみに僕自身は、腹筋ローラーを行うときに、背面の筋肉に全くアプローチしなかったために2週間ぐらいで肩周りが辛くなりましたm(__)m
同じ過ちを犯さないように気を付けて下さい(^^)